岐阜大学の自然環境

岐阜大学周辺は東海地方における淡水魚類の希少種、固有種の生息地として環境省により「生物多様性の観点から重要度の高い湿地(通称:重要湿地)」の指定を受けています。その中に位置する岐阜大学柳戸キャンパスは、1970年代のキャンパス統合移転時の自然保護運動によって残され、岐阜市最大の水鳥の飛来地である鷭ヶ池(岐阜大学自然保存地)を有するほか、トウカイヨシノボリやナゴヤダルマガエルなどの希少種が生息しています。しかし、鷭ヶ池は1975年の自然保存地指定以降、具体的な維持管理・活用の方針が検討されず放置されるなど、自然環境への関心の低下が課題となっています。

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